江戸川区 千葉の保育施設から見るコロナ対策の限界と現状

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遊び勉強音楽英語
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こんにちは、キリスト教幼児教育きのみ園長です。


最近再び全国的にコロナ感染者が増加してきましたね

江戸川区 市川市 浦安市 などでも多くの陽性者が確認されています。


このブログでは実際の江戸川区保育現場から見たコロナ対策の限界と、2022/07/24現在の現状をお伝えしたいと思います。


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子どものマスク着用について


きのみでは厚生労働省の基準に基づいて対応しています。


詳しくはコチラ↓↓↓


マスク着用に関するリーフレット





保育中の子ども達のマスク着用


基本的には(私個人の意見としても)、なるべくマスクを外していく方向が望ましいと考えています。



園でも室内、室外問わず子どものマスク着用を求めてはいません。


もちろん子どもたちに無理にマスクを外させるようなこともしません。(熱中症のリスクがあるなど、緊急を要する場合は外させます。


しかしながら、最近はかなり暑い日もありますので、外で遊ぶ時等は「外してもいいんだよ」「苦しくない?」などの声掛けを行います。


天気が良ければ、子ども達にはなるべく外に出て遊んで欲しいと思っています。


なので、ご家庭でも様々事情があると思いますが、上記の厚労省などの基準を参考にして、場面に応じてマスクを外す事を指導して頂きたいと思います。




通園バスの中での子どものマスク着用問題


通園バスの中でのマスク着用をどうするか?という問題があります


バスは窓を開けて運行し、間隔を空けて座るなど対策はしていますが、教室(保育室)などに比べるとかなり密集してしまいます。


ですので、園内でコロナの陽性者が確認された場合や、その他感染症が園で流行している場合などは、バス乗車中のマスク着用を促すようにしています。(強制ではありませんが)


ですが、これから更に暑くなることを思いますと、このままでいいのか考えさせられます。


私も感染症対策のプロではないので、分からないことや、迷った時は嘱託医の先生や区の担当者と相談して、保育を続けているのが現状です。





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職員のマスク フェイスシールドについて


職員は基本的に常にマスクを着用しています。

上記、厚生労働省の基準でも、距離が確保できない場合は着用とありますので、子ども達との距離を鑑みマスクは常に着用しています。


外遊びの際も同様に職員には、原則マスクを着用したまま働いてもらっています。厳しい暑さをに対し難しいところですが、子どもとの距離や声を出すことを考えるとまだ着用すべきと判断します。


本来はマスクを外し保育者が表情豊かに子ども達と接するのがあるべき姿だと思います。


しかしながら園内で感染者が確認された場合でも、なるべく休園せずに保育を継続するために必要な対応と考えています。



フェイスシールドとは?英語授業をどうするか


頭から被るタイプの透明なシールドです。

これについてはマスクほど飛沫拡散を防ぐ効果はありません。


ですが、きのみでは全クラスで英語の授業を実施しています。

そのため、英語教師に関しましてはフェイスシールドを用いて授業をしてもらっています。


英語の発音は日本語とはかなり異なります。

口元や、口の中、べろの位置まで見ることが、ネイティブな発音に近づくためには大切だと考えます。


そのため、教師がマスクを着用しての授業では発音の観点からあまり好ましくないのでは?と考え、今の所このような対策となっています。





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コロナ対策として増やした設備など


コロナ対策の一環として、色々な設備を増やしました!

コロナ以外にも保育施設では様々な感染症が流行します。このような設備投資は無駄にならないので、積極的に増やしていきたいと考えています。



増やした設備や対策

  • サーマルカメラ(自動検温)
  • 消毒液の設置
  • 手洗い場の増設
  • 各教室やトイレへの空気清浄機の設置
  • 玩具やぬいぐるみ用の除菌ボックス(卒園児からの贈り物)
  • 職員全員の定期PCR検査



サーマルカメラ

園舎の入口付近に設置し、出入りする園児や職員を検温


消毒液の設置

入口や、各教室にプッシュ式アルコール消毒液を設置 

(普段は子どもが手の届かない場所に設置)


手洗い場の増設

子ども達が自分で使える手洗い場を増設し、積極的な手洗いを促す


玩具やぬいぐるみ用の除菌ボックス

UVオゾンの効果でボックス内に入れられる物は簡単に除菌!


職員全員のPCR検査

週1PCR検査 職員全員対象 通園バスの乗務員や特別講師を含む



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PCR検査 抗原検査 健康観察


保育に携わる職員はもちろん、給食調理、通園バス乗務員、特別講師(ピアノ バレエ 英語 ゆる体操等)を含む全職員にPCR検査を実施しています。※週1回、結果はメール配信


また、抗原検査(体外診断用医薬品)も場面に応じて併用していますが、(1年以上定期的な検査を行なってきた実感として)感染初期はあまり感度が高くありません。なので、費用はかかりますがPCR検査を主体にしています。



子どもたちの健康観察 臨時PCR検査


子ども達には朝と夜の2回検温をお願いしています。

また、体調も簡単に記録して貰うようにしています。


体調が優れない場合は登園を控えてもらい、発熱、咳、鼻水などの症状がある場合は、速やかに医療機関を受診してもらうようにお願いしています。


また、園内で陽性者が判明した場合などは速やかにメール配信でお知らせをしています。


なお、職員の定期的なPCR検査以外にも常に全園児分のPCR検査キットを備えてあり、必要に応じて検査を提供することが可能です。(第5波や第6波の時は実際に希望者に提供しました)




まとめ


ここまで読んでいただきありがとうございます。


基本的な考え方として私たち大人にできることはなんでもやって、その代わり子ども達にはなるべく制約のない自由な遊びと学びの場を提供したいと言う思いがあります。


「あれはやっちゃダメ、これもみんな一緒にはダメ」ではなく、「こんなことができた!」「もっとみんなでこんなことをしてみたい!」と思えるように。この時期(3~5歳)に獲得した感性や人間性は子ども達のその後の人生にとってかけがえのないものになると思います。


これからも試行錯誤しながらコロナと向き合っていきますが、ご理解、応援の程よろしくお願いします。


新型コロナによる様々な被害が広がらないようにお祈りいたします。



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キリスト教幼児教育・きのみ

住所:東京都江戸川区江戸川1-19-2

電話番号:03-3670-7825

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